[アップデート] NAT Gateway が作成時にプライベート IP を指定できるようになりました
どうも、ちゃだいん(@chazuke4649)です。
Amazon NAT Gateway が作成時にプライベート IP を選択・指定できるようになりました!
Amazon NAT Gateway Now Allows You to Select Private IP Address for Network Address Translation
何が嬉しい?
今までは、NATゲートウェイのプライベートIPは、作成時にランダムに指定され、ユーザーにて任意に指定することはできませんでした。
これからは、プライベートIPにて任意のアドレスを指定できるようになりました。
これが嬉しいのはまず、Private NAT Gateway を利用するケースです。(プライベートNATゲートウェイ?という方は以下ブログをどうぞ)
プライベートNATゲートウェイは、パブリックIPを持たず、プライベートネットワークの拠点間(対オンプレ、対パートナーネットワークetc)にてソースNATさせたい場合に有用な機能です。
今後はこれを利用する際に、両拠点のネットワークを制御する各箇所において、サブネットCIDRレベルではなく最小限のプライベートIPレベルでのみ許可することが可能になります。
また、プライベートNATゲートウェイ、パブリックNATゲートウェイどちらでも、一定のルールに従ってプライベートIPを指定したい場合(例:サブネットのCIDRブロック 10.0.0.0/24
の頭から5番目の 10.0.0.4
とする等 )ことも可能です。
やってみた
VPCコンソールから、NATゲートウェイの作成画面を開きます。
Public NAT Gateway の場合
以下の通り、追加設定にて「プライマリプライベートIPアドレス」が指定できるようになっていました。
Private NAT Gateway の場合
接続タイプをプライベートを選択すると、EIPのセクションがなくなり、同様にプライベートIPが指定できる状態です。
上記によってそれぞれNATゲートウェイを作成することができました。
確認は以上です。